千代ヶ崎砲塔砲台

神奈川県横須賀市西浦賀町6
大正14年6


三浦半島最大の砲塔砲台

戦艦『鹿島』の30cmカノン砲塔を設置した要塞。
ここ千代ヶ崎砲台は各地要塞の演習場としても

重要な位置付けをされていました。

今も原型を留めている軍用道路。

100トンもの砲身を運び入れるために頑丈に構築されたようです。陸上砲塔砲台としては初の構築だったので大変な苦労があったようです。



かなりの急斜面なのですが、舗装されていたようで、ほぼ完璧に残されています。

発電所跡も土台は残っています。

この下側には兵舎跡や井戸も残されています。

砲塔地下部分構造物は完全に残されていました。

主機関室の入口です。

75、50、28馬力の水圧蓄力用エンジンが設置されていました。

水圧蓄力機室から主機関室を見たところ。

水圧蓄力機室には7トンの水圧蓄力機が設置されていました。
蓄力機井戸の巨大な穴が今も残されています。

砲塔内部に続くトンネル。
砲塔は徹底的に破壊されたようで、この先は土砂に埋もれていました。
後で地上から覗いてみましょう。

副機関室も完全に残されています。

80年前のものとは思えません。亀裂一つ入っていない頑丈な作りです。

地上には排気塔と思われる筒が突き出していました。

砲塔部分を地上から覗く。

写真だと判りませんが、直径/深さ10mほどの巨大な穴が残されています。
砲塔の大きさが想像できます。

千代ヶ崎砲台の
断面/平面図です。

桟橋から千代ヶ崎砲台の砲身を運んでいる写真です。
レールにのせて山頂まで引き上げるのですが、ワイヤーが切れてしまって砲身が滑落するといった事故が起きたそうです。