川崎河港水門
(多摩川河港水門 )

昭和3年(1928)/設計:金森誠之/施工:浦賀船渠
川崎市川崎区港町66番地先


川崎巨大運河計画の遺産。

大正時代、川崎に巨大運河を通す計画が持ち上がりました。
結局その計画は途中で挫折することになるわけですが、
多摩川には港町がつくられ、そしてこの巨大な水門だけが完成しました。

かつて幻の巨大運河計画があった証拠として、今もそびえたっています。

以前は東芝鋼苦(既に移転)まで数百メートルの運河がありましたが
現在は埋め立てられてしまっています。


この水門の存在は以前から知っていたのですが、
なにしろ不便な場所にあるもので今まで行く機会が
ありませんでした。

実際に見てみると想像したよりも巨大で
しかもデザインが美しかったです。



水門の土台は赤煉瓦で飾られていて
とても美しい。



水門の上には2メートル程の巨大で奇妙な
飾りが乗っかっています。

これは梨、ぶどう、桃の形を象徴的に現したもの。

今では想像もつきませんが、当時の川崎は
梨、ぶどう、桃の特産地だったのです。
その下の3重円は川崎市のマークですね。