横川火力発電所貯水池

明治45年(1912)
碓氷郡松井田町大字横川川久保


冷却水用貯水池

国道18号がバイパスと旧道に分岐するところの近くに、かつては巨大な火力発電所がありました。

碓氷峠を越える蒸気機関車の煤煙対策のため、日本発の電気機関車を走らせるために
出力3000kWの碓氷峠専用発電所が建築されました。

8基のボイラーを設置、出力1000kWの蒸気タービン直結発電機3基から、
3相交流6600V、25Hzの電力を発生。
それを地下ケーブルで丸山変電所、矢ケ崎変電所に送電して直流650Vに降圧していました。

現在、発電所は撤去されていますが、冷却水用貯水池だけが残っています。

碓井線(現アプトの道)と国道18号の間にある大きな窪地。
ここが発電所冷却用水の貯水池でした。

のんびりとした民家が点在する場所が、ここだけ深さ数メートル掘られてコンクリート壁で頑丈に固められています。



コンクリート壁の一角を壊して下に降りられるようになっています。
写真はその壁の断面です。



底はかなり広くて平らなので、資材置き場に再利用されていました。