英国大使館

竣工:昭和5年(1930)、設計:英国工務省、施工:清水組

千代田区一番町1


明治維新の中心であった薩摩藩、長州藩と関係の深かったイギリスは、
早くも明治5年にはこの地に大使館(当時は英国公使館)を竣工しました。
皇居前という一等地に構えた英国大使館には、明治政府の好意の印として
永代借地権が与えられました(現在は有料賃貸)。

当初の建物は赤レンガ造りでしたが、関東大震災で倒壊してしまい現在の建物に建て替えられました。

シンメトリーの構成を持つルネサンス様式の美しい建物です。
さすがに周囲の警備はとても厳重でしたが、写真を撮るときに警備の方に気を使っていただいてしまいました。恐縮です。

外観はもちろん素晴らしいのですが、内部はさらに素晴らしいそうです。是非、一度見学してみたいものですね。

門扉と建物上部にはこんなに美しい英国王室の紋章がついています。
左側にライオン、右側にはユニコーン。
門柱の上に乗っている街燈の飾りが気になったのですが、写真を拡大して何なのかがわかりました。美しい王冠が乗っています。
明治31年にはサー・アーネスト・サトウ英国公使によって大使館前に桜が植えられました(サトウといっても日本人ではありません。彼は英国人外交官として初めて日本語を流暢に話し、その後日本人と結婚しました。)日本に対する愛情の印だったそうです。