堀ビル

昭和7年(1932)/設計:公保敏男
港区新橋2−5−2


新しいビルばかりになってしまった新橋駅西口にあって、
そこだけがとても落ち着いた雰囲気を醸し出している堀ビル。
とても大事にメンテナンスされているようで、保存状態がとてもいい。
登録有形文化財に指定されているそうです。

ビルのオーナーである堀商店は創業明治23年で現存する日本最古の錠前メーカー。
最高級の錠前製造販売の名門です。
ショーウインドには珍しい鍵が陳列してありました。

壁面が落ち着いた色のスクラッチタイル貼り。
小さな建物なのにどっしりとした重みを感じます。

このビルが面している道は、今はレンガ通りとよばれていますが、かつては金物通りと呼ばれていて、その名のとおり沢山の金物屋が並んでいたそうです。



屋上には素敵な塔屋が乗っています。
かなり昔のことですが、この屋上に沢山の木が生えていた記憶があるのですが・・・

バブル期の地上げにより周囲は空き地のままになっていますので、ビルの裏側も見ることができます。