絵画館
(明治神宮聖徳記念館)

大正15年(1936)/設計:小林政紹、佐野利器、小林政一/施工:大倉土木
新宿区霞ヶ丘9


明治天皇絵画展示用の建物。 2000.10

神宮外苑といえば誰でも知っていると思うが、その設立目的は以外と知られていない。
ここは明治天皇を神として祭った明治神宮の一部として建てられました。。

明治神宮が国費で建設されたのにたいして、外苑は全国からの一般寄付によって造営された。
その中心となるのがこの絵画館です。
ここには明治天皇と昭憲皇太后の事蹟を描いた絵画80枚を展示してあります。
どれも当時の一流の画家によって描かれた巨大な絵が、公爵、伯爵、大企業、自治体から寄付されています。

花崗岩で覆われた巨大な建物。
迫るような岩の壁で不気味なことこのうえない。
なにしろ窓というものが全く無い。
ここまで閉鎖的な建物は他に見たことが
ありません。


入口も岩の塊をくりぬいただけのような
造型でかなり怖いです。



唯一の装飾らしきステンドグラスですが、
とても暗くて内部の闇を際立たせている
ように感じます。


裏側にある唯一の窓。
一応ステンドグラスなのだが
鉄板のように見える。



外壁の飾りらしきものはたったこれだけ。
なんとも無表情な建物です。


明治天皇の霊廟のような意味合いから
このようなデザインになったのだろうが
はっきりいって不気味すぎる。