三越本店

昭和2年(1927)/設計:横河民輔/施工:横河工務所

中央区日本橋室町1

三越本店。

日銀本店、三井本館と向かい合わせの立地。

今では考えられないステイタスだったんだろう。
建物のデザインにも意気込みが感じられる。


竣工は昭和2年となっていますが、それは関東大震災後の
大改装と増築によるものです。
中央通りに面して右側のこの部分は初代のデパートの
姿をほぼとどめています。
その生まれはなんと明治までさかのぼります。


飾りなどは震災後のものですが、
当時日本で最高のステイタスを誇った感触が
伝わってきます。



最上階に付けられた豪華な『越』のマーク。

もちろん三井財閥の基礎となった越後屋呉服店の
頭文字です。



後ろから見ると屋上の塔が見える。

国粋主義的に見えるのは気のせいかな。



関東大震災被災直後の三越本店。

一枚目の写真と同じ角度から写したものです。
この後、アーチ窓は四角い窓に改装され、
左側部分が増築されました。