東京音楽学校奏楽堂

明治23年(1890)/設計:山口半六、久留正道、/施工:田中幸次郎
台東区上野公園8−43


日本最初のコンサートホール。 2000.9

かつての東京音楽学校(現・東京芸術大学)の本館として建てられ
昭和初期までは東京のコンサートホールとして親しまれた。

重要文化財。


板貼りの地味な建物ですが、
日本の音楽史にとっては重要なものです。

一時期は廃屋のようになっていましたが
保存が決まって綺麗に修復されました。



華麗さはないが、とても品のいい玄関。

明治の木造洋館はどんどん数が
少なくなっています。

悲しいことです。



この内部ホールのことを奏楽堂といいます。

芸大生と思いますがパイプオルガンの
練習をしていました。

音響効果には独特の工夫があり、
壁に葦(アシ)が埋めこまれています。



コンサートホール用としては日本最古の
パイプオルガン(純然な空気式です)。

徳川頼貞侯爵寄贈のこのオルガンは、
1851年のロンドン万博に展示された
ものが内包されているらしい。

こんなに昔のものですが、
今でも美しい響きを聴かせてくれます。