昌平橋駅
(紅梅河岸高架橋)

竣工:明治41年(1908)
千代田区神田淡路町2丁目


JR中央本線が外堀通りを跨ぐ鉄橋、煉瓦造りの立派な橋台。
その御茶ノ水駅側の橋台が昌平橋駅の跡です

中央線の前身である甲武鉄道は明治33年(1900)4月25日に御茶ノ水駅までを開業。
さらに明治37年(1904)には万世橋駅までの工事を着手します。

明治39年(1906)10月1日、鉄道国有法により甲武鉄道は国有化されますが工事は官設鉄道が継承。

明治41年(1908)4月19日に昌平橋駅が仮駅として設けられ、
明治44年(1911)5月1日の中央本線全通により、中央本線の始発駅となります。

明治45年(1912)4月1日の万世橋駅の完成に伴い仮駅としての役目は終了し廃駅となりました。

白いフェンスと柵で覆われているアーチ部分が昌平橋駅の入口でした。
現在は残っていませんがアーチ内部から屋上のホームに登る階段があったそうです。


橋台としては立派すぎる装飾が施されています。
たとえ一時的な仮駅だとしても中央線の始発駅であり、御成道を跨ぐ飾り柱としても荘重に装飾されたようです。

旧地名である紅梅河岸という名前がつけられています。
今のオフィス街からは信じられませんが、かつてこの場所には紅梅が咲く河岸(船着場)があったそうです。